理念
いつだって 自分らしく生きていく
小学校現場で特別支援学級の担任をしながら,昨今の不登校問題の解決について,ずっと考えを巡らせていました。
学校という社会生活の場において周りとの違いに気づき,同じことなのに困難さが生じ,その結果自信をなくし学ぶ機会を失ってしまった子どもたちが,自分に合った学びを見つけ,よりよく生きる喜びを感じられるように,子どもたちにとって安心して成長できる場所でありたい。子どもたちにもう一度自信を取り戻し,明るい未来を切り拓いてほしい。
そして,自分らしさを大切にしてほしい。この思いに尽きます。
子どもたち一人ひとりの学ぶ権利や抱く思いを大切にしながら,学校という場所にとどまらず,子どもたちを明るい未来へつなぐ支援をしていきたいと思っております。
登校支援型フリースクール にじLaboが提供する授業内容と学校生活に関してはホームページをご覧ください。
学校見学のご予約や入学についての詳細等につきましては,ご連絡ください。
にじLaboについて
ー学校に行きたくても行けないー
その理由は実に様々です。学校の環境になじめず,孤立してしまった子どもたちの“自律”に向けたお手伝いをしながら,共に学ぶ楽しさや人と関わることのあたたかさを実感し,自分らしく未来に向かってじっくりと歩んでいくためのLaboです。
登校支援型フリースクール にじLaboのめざしたいもの
すべての子ども達に 多様な学びと豊かな経験を
学校現場において様々な困り感を持ったマイノリティな子どもたちと関わる中で「障害」という言葉の意味をずっと考えてきました。障害とは,発達の特性によって生活上の支障が出ることであって,その子自身が困っていなければ,その特性は障害ではなく「一種の多様性」と捉えられています。
しかし「公教育=みんな平等」が色濃く存在する学校教育の中で,周りとの違いに気づき,自信をなくし,学びの場を失ってしまった子どもたちは少なくありません。
そんな子どもたちが,周りと比べることなく子どもたちのもつ「その子らしさ」を尊重し,多様性を認め合える社会をめざした自分らしい学びの場です。
一日のスケジュール
登校支援型フリースクール にじLaboでは不登校により当該学年で学ぶべき内容の学習空白を埋めるため,オンライン教材を活用しながら個の実態に応じた内容から学び直していきます。
教科学習は基本的に個別で行いますが,自立活動やランチ作り,グループ学習等の体験的活動を通して,人と関わりながら共に学ぶ楽しさを実感していきます。
午後の学習時間は学校から出された課題等に取り組みながら学習補填を行い,在籍校への復帰に向けたサポート
も取り組んでいきます。
□Labo
自分にとって好きなことや得意なこと興味のあることなど,テーマをひとつ決めて,とことん追求していきます。
毎週金曜日には,一週間の成果を報告し合う時間を設け,自分の学びを広げていきます。
□在籍校復帰に向けた支援・個別指導
担任の先生と情報交換等をしながら連携を図り,子どもたちと在籍校とをつなぐ支援を行います。
また、人と関わることが難しい状況に応じて,放課後の時間を使って個別に学習指導を行います。
※時間帯や日数に限りがあります。
学びのスタイル
自分にあった学びを見つけよう
にじLabo
無学年式オンライン教材を活用し,個の実態に応じた個別学習と,安心できる環境のもと人との関わりの中で自分らしく学びを深めるオンラインとオフラインを融合させたハイブリット教育です。
昨今では「密を避ける」という名目で,学校現場においては様々な教育活動が難しくなってしまいましたが少人数であることを強みに,様々な活動を可能な限り実現させながら,子どもたちの豊かな学びを保障します。
個別指導
人が多いのは苦手…でも,学習する場が必要なお子さんは,放課後の時間帯での登校から始めてみませんか?
15時から17時の時間帯で週に1回,60分間の学習となります。
アウトリーチ
まずは安心できる環境の中で,家族以外の人との関わりを広げてみませんか?ご自宅に訪問し,学習や遊びなどお子さんの思いに寄り添った活動を行っていきます。
15時から17時の時間帯で週に1回,60分間の活動となります。
Field Labo
月に一度,土曜日に野外活動を行います。
にじLaboだけでなく,色んな子どもたちとの交流を広げましょう。
活動費は一回につき300円で,5月から年間10回行います。
フィールドは,主に大月市で行います。
たくさんの心温まるご支援ご協力を本当にありがとうございます。
5月28日23時まで公開しています。
私の想い・愛情・熱意・願いが詰まったページ
ぜひご一読ください!
クラウドファンディング挑戦中!
ご入学にあたって
自分らしく学べる場所を見つけよう
スタッフ
田巻 典子
大学生の頃,担任の先生から猛烈に特別支援教育への道を勧められる。
学校現場で特別支援学級の子どもたちとの出会いから,特別支援教育に強い関心をもち,見聞を深め実践を重ねる。
発達障がいといっても,場面緘黙や限局性学習症(LD),不登校など,子どもたちの抱えている困難さは様々であることから,障害の有無や種別に関わらず,すべての子どもたちにとってより良い学校生活とは何かについて追求し,フィールドを広げていく。
諦めの悪さとフットワークの軽さが武器となり,より良いものを求めた結果【ないものは作れば良い】と,学校環境に馴染めず学ぶ機会を失ってしまった子どもたちの学びを保障するために,学校でも家庭でもない自分らしい学びの場「にじLabo」を設立する。
好奇心旺盛の行動派で,考えるよりも先に行動してしまう多動傾向。
良いと思ったことには夢中になりすぎて周りが見えなくなる自閉傾向。
けれど,ついつい色んなことが気になってしまう注意散漫型。
集団行動は苦手だけど,個人プレーは大の得意。
組織には馴染めなかったけど,持ち前の明るさで人付き合いは得意。